2024年1月7日から放送中「光る君へ」は平安時代中期を舞台に『源氏物語』を生んだ紫式部の生涯を描いたNHK大河ドラマ第63作です。
毎年歴史にスポットをあてて、壮大なストーリーで展開される大河ドラマは最大の注目を集めるドラマと言っても過言ではありません。
多くの人が注目しているだけあり、その評判や感想、面白い、つまらないなどの評価にも同時に注目されます。
また脚本がひどいのでは?
と言う声も出てきているようです。
今回の大河ドラマ「光る君へ」の評判にはどのような評価や感想がよせられているのか。
そして今年の「光る君へ」の出演者や脚本への評判は「面白い」「面白くない」「つまらない」「ひどい」など、どのような評価や感想が多いのかメディアやSNSも調査しながらまとめてみました!
大河ドラマ光る君への評判はつまらない面白くない?
それではまずは「光る君へ」が「つまらない」と言われてる要因について、調査していきたいと思います。
光る君へ評判がつまらない理由①時代背景のストーリーが単調
光る君へがつまらない理由の一つとして、まずはストーリー展開は単調である点が挙げられます。
主人公である紫式部は「源氏物語」を記した作者であり、歌人の女性です。
この点から戦国時代を描く作品にある合戦シーンや歴史のターニングポイントなどはなく、登場人物の心情描写や人間模様中心のストーリー展開になり、やや単調な展開になりがちなのでつまらないと感じるのでしょう。
紫式部自身も「源氏物語」を描いたように平安宮中の様々な人間関係のなかで生涯を送ってきた人物ではあるが、人間模様を描いているだけあって、有名なセリフやシーンがない点が「つまらない」とされている点なのかもしれません。
光る君へ評判がつまらない理由②言葉遣いに違和感がある
またこちらは賛否の声が分かれる点になりますが、言葉使いについての評判や感想が多く見られました。
現代的な言葉で表現することで視聴者により登場人物の心理を伝わりやすくする狙いもあると想像できます!脚本の大石静さんを賞賛する声も多数ありますが・・・
そうなんだよな、光る君への面白さ、なんか少女マンガを読んでるような気になるんだよな
あと言葉使いが意外と平易でとっつきやすい
一人称が「俺」な人とか— もちょ (@mocho6) February 13, 2024
言葉使いには文化が凝縮されている。それにも拘らずNHKの大河ドラマ「光る君へ」では京言葉とは程遠い時代劇の様な言葉使いで始まった。いきなり京文化を排除した言葉を聴かされ幻滅著しい。出来れば古典表現が普通に使われていた時代を見てみたかった。
— 日本を憂う日本人 (@5qAelHARwdKMJB7) January 7, 2024
反面、「平安時代らしくない」からつまらないという意見も見られます。
これは何を求めて見ているか個人差になりますが・・・個人的には現代の言葉で表現されている方がとっつきやすい印象ですね。皆さんは歴史ドラマを見る際にどちらが好みですか?
大河ドラマ光る君へ脚本の感想評価はひどい・面白い?
光る君への脚本が「つまらない」「ひどい」と言われている反面、もちろん面白いと評価されている点もあります。
過去の作品との比較も交えながらまとめてみました。
どうする家康より脚本が良いから安心して見れる
まずは脚本に対しての評判が挙げられる、2023年の大河ドラマ「どうする家康」ではこの脚本の内容につまらないと否定的な意見が多かったことからも、歴史ドラマに求められる点は「史実に基づいた創作」であると言えます。
「どうする家康」では家康の正室の描き方で史実では彼女と家康はある時期からまったく同居していおらず、不仲であっにも関わらず、作中では築山殿の死まで夫婦は仲睦まじかったとして描かれています。
一方「光る君へ」は史実に記されている出来事から様々な創作部分が描かれている点が評価されてます。
あくまで「ドラマ」なので創作部分の面白さは重要だが大河ドラマである限り、史実へのリスペクト部分も視聴者の方は重視して、評価されているようです。
キャスティングと脚本が合っていない
芸人さんをキャスティングするのが脚本と合っていないため全体的な印象として「ひどい」と言われてしまっているようです。
今作ではお笑いトリオ「ロバート」の秋山竜次さん、お笑いコンビ「はんにゃ.」の金田哲さんがそれぞれキャスティングされています。
一部のファンの間では否定的な意見が多いですが、秋山さんの色の黒さに多少のツッコミ!?はあるものの、「これぞ平安顔」や「イメージと合っている」など枠に捉われないキャスティングが評判を呼んでいるようです。
大河ドラマ光る君へのX(旧ツイッター)の反応
大河ドラマ、毎年毎年、沈没の一途
光る君へ、徳川家康に続いて…観るのをやめた。
韓国や中国の正統派歴史ドラマに比べると、あまりにも面白くない。
役者は下手だし、脚本ドラマ性はチープ。我慢して妥協して無理して…初回から数回で沈没
観る価値なし
NHKの歴史ある大河はもうダメだね⤵︎ pic.twitter.com/6gJ1aQbn6w— 菊田邦洋✳️ (@palaiso9) March 10, 2024
視聴者のリアルな反応としては、賞賛する声やなかにはつまらない・面白くないと辛辣なコメントも・・・
こういった様々な層の視聴者に注目されている点も大河ドラマならではのものですね。
今後「光る君へ」はどのような評判を世間にもたらせてくれるのか。楽しみにしていきましょう!
大河ドラマ光る君への視聴率は悪い?
平均視聴率歴代ベスト3
1位 39.7% 「独眼竜政宗」(1987年)
2位 39.2% 「武田信玄」(1988年)
3位 32.4% 「春日局」(1989年)
平均視聴率歴代ワースト5
1位 8.2% 「いだてん」(2019年)
2位 11.2% 「どうする家康」(2023年)
3位 12.0% 「平清盛」(2012年)
平均視聴率歴代ベスト3(2000年以降)
1位 24.5% 「篤姫」(2008年)
2位 22.1% 「利家とまつ」(2002年)
3位 21.2% 「天地人」(2009年)
2020年以降の大河ドラマの平均視聴率
2020年 14.4% 「麒麟が来る」
2021年 14.1% 「青天を衝け」
2022年 12.7% 「鎌倉殿の13人」
2023年 12.1% 「どうする家康」
2024年 11.36% 「光る君へ」※2024年3月24日時点
最近は歴代でも「低迷期」と言えるほど視聴率は下降気味です。
若者のTV離れも原因の一つとして考えられますが、視聴率だけを考えるなら起爆剤的な評判を期待してしまいます。
ただ、世界観を壊さずに紫式部のドラマをしっかり完遂してほしいですね。
まとめ
今回は2024年大河ドラマ「光る君へ」の評判や感想、面白い、つまらない、ひどいなどの評価についてまとめさせていただきました。
実際の所、つまらないと検索している人が多いようで、視聴者を釘付けにするほどの脚本を時代背景の難しさから表現できていないような感想が多かったですね。
しかし、これからどのような展開を見せていくのか、過去作との比較で語られてしまうことが多い大河ドラマだけに「面白い」「面白くない」「つまらない」「ひどい」それぞれに裏付けされた理由がある点もやはり大河ドラマは深いなぁと改めて思いました!
「光る君へ」はまだまだ始まったばかりです。最終的にどのような感想や評価になっているのかも注目しながら物語を見てきたいですね!
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